寒波に注意!~冬の帰省時に気を付けたいこと~
- 2021年12月22日
- ひとり暮らしガイド
~冬の時期に注意すべきこととは?~
2021年も早いものとあと1週間程…
春から私“ぐっち”に代わり書き続けたこのブログも年内の更新はこれで最後となりそうです。 毎年思うことですが、振り返ると色々あった1年でも気付いた頃にはもう12月、本当にあっと言う間でした。
さて、今年は昨年よりも新型コロナウィルスの感染が抑えられているため、ちょうど授業も終わる今週末から年末年始にかけてご実家へ帰省される・どこかへ出掛けられるという方も多いのではないでしょうか?
寒
波、襲来。
発表されている天気予報では、今週末から年明け頃まで西日本にも寒波が襲来し、例年よりも寒いクリスマス・お正月となるようです。もちろん体調を崩さないよう注意して欲しいところですが、お部屋においてもこんな時に気を付けていただきたいことがあります!
寒い日に起こる“給湯器の凍結”に気を付けて!
気温が0℃を下回るような寒い日だと、給湯器本体や配管が冷やされてしまい内部の水が凍ってしまうことがあります。給湯器が凍結してしまうと給水管からお湯が使用出来なくなります。また凍結する部分が給水・給湯管の場合、内部で水が凍結し膨張することにより配管にヒビや亀裂が入り、破裂して漏水につながる恐れがあります。
特にベランダや外廊下など、給湯器や配管が屋外にあるお部屋は要注意です!
最初に現場を見た時は、「ここ大阪だよね?」と何度も確認しました。
当時ご入居者様は冬休み期間中で、給湯器のブレーカーを落として帰省されていました。
年末年始の帰省シーズン、このような凍結トラブルにならないよう事前に防止策を講じておくことが大切です。
給湯器の凍結防止策として重要なポイント
「凍結予防ヒーター・自動ポンプ運転装置を活用」
現在普及している給湯器の多くは、本体に「凍結予防ヒーター」「自動ポンプ運転装置」が凍結防止機能として備わっています。どちらの場合でも、気温が下がることで自動的に作動します。
上記凍結予防機能が作動するには、給湯器本体が通電している必要があります。
リモコンで本体操作をする必要はありませんが、「ブレーカーを落とす」「コンセントを抜く」などをしている場合、給湯器の電源がオフになり凍結防止機能が働かなくなってしまい給湯器や配管が凍結してしまう可能性があります。
帰省などで長期間お部屋を離れる際は、以下のことに注意しましょう!
「給湯器のブレーカーを上げておく」
「電源プラグがコンセントに差し込まれているか確認」
給湯器が通電されていれば、凍結の可能性は低くなります。
年末年始は、メーカーや管理会社も休業されている場合が多く、また半導体不足による製品の供給減も危惧されており、一度故障してしまうと交換・復旧するまでにお日にちが必要となる可能性もあります!
「寒い日にお湯が使えない」そんなことのないようにお気を付けください。
※メーカーや製品ごとに仕様が異なる場合がございますので、給湯器の取扱説明書も併せてご確認ください。