大学生の一人暮らし インテリアを楽しもう
- 2015年2月27日
- ひとり暮らしガイド
大学生活とともに始まる「一人暮らし」。自分が暮らす部屋は自分の好きなようにレイアウトしたいですよね。今回は、学生のみなさんの一人暮らしを快適にする、部屋のレイアウトやインテリアのポイントを紹介します。
部屋のイメージを明確にする
おしゃれな部屋を作るには、部屋の統一感が何よりも大切です。そのためには最初に、部屋全体のイメージを考えます。ごちゃごちゃとしている部屋は、大体このイメージが統一されていないことが原因。まずはどんな部屋にしていきたいのか、テーマを決めていきましょう。ナチュラル系か、それともポップな感じにしたいか、北欧風、スタイリッシュ、レトロ、アジアン……自分が最も落ち着く、好みのイメージを1つ選びます。そのイメージに合った雑誌やインターネットを参考にしながら、家具やカーテン、食器類を揃えていきましょう。
一気に揃えようとしない
一人暮らしが決まったら、あれもこれもと家具を買い揃えようとしがちですが、実際配置してみると、家具が多すぎて狭くなってしまったり、必要のないものまで買ってしまったりしがちになります。本当に必要なものと、そうでないものを分けて、そのうえで、優先順位を決め部屋のデザインやイメージを決めながら徐々に買い足してゆくのがいいでしょう。
お部屋の大きさやサイズ感など実際に住み始めてみてわかる事もありますので、スタートはミニマムで。
大事なのは色をうまく使うこと
選ぶ際に重要なのは色です。あれもこれもと複数の色を盛り込んでしまうと、散漫になってしまってインテリアを綺麗にまとめるのが難しくなってしまいます。壁や大きめの家具の色をメインの色とし、小さめの家具の色、そして雑貨などでアクセントとなる色、というように3色くらいに絞ると調和の取れたまとまりのある空間になります。
さらに部屋を広く見せたいのであれば寒色系を意識して取り入れるようにしましょう。ブルー系の色は、実際よりもモノを遠くに感じさせる効果があり奥行きが出るためです。逆にオレンジなどの暖色系はモノが突き出しているような感覚を抱かせるので狭く感じてしまいます。
このように限られたスペースを上手に利用するためには、色を慎重に選ぶ必要があります。
部屋をレイアウトするときの一工夫
インテリアや部屋のカラーが素敵でも、物が散らばっている部屋はおしゃれとは言えませんよね。おしゃれな部屋にするためには、綺麗であることは絶対条件で、プラスちょっとしたひと手間が大切なのです。部屋を綺麗に見せるには、きっちり物を収納することはもちろんですが、よく使う鞄などを壁に提げたり、お気に入りの本を飾ってみたり、女の子ならアクセサリー類や化粧品を棚の上に置くという、“見せる”レイアウトをすることでパッとおしゃれに見せることができます。
さらに「簡単におしゃれに見せる方法が知りたい」という方におすすめなのがクッション。手軽で安く買えるものでかつその柄や色一つで部屋の雰囲気をガラリと変えることができます。同色系のものでグラデーョンにしてみたり、色を揃えて柄違いのものしてみたり。形を四角ではなく円形や星形にしてみたり、質感があるものを選んだりと、部屋のアクセントになるような色、柄、形のクッションをセレクトすれば、憧れのおしゃれな部屋に近づけることも十分に可能です。
また、家具の高さや奥行は出来るだけサイズをそろえることで、室内のデコボコしたラインがすっきりとおさまり、統一感ができます。そのためにも、部屋のサイズや家具のサイズは事前にしっかりと調べておきましょう。
なにかと忙しい大学生活・・・綺麗な部屋を保つために
大学生は意外と忙しいもの。授業や課題、サークルや学内活動はもちろん、友達が部屋に遊びに来るなど、なかなかまとまった掃除の時間が取れず、部屋が汚いまま生活している人も……。そうならないために、定期的な掃除以外に、掃除は特別なことではないという意識を持つことが大切です。
例えば、本を取ろうとして棚のほこりが気になったら、そのときにすぐ拭く、そのついでに床も少し拭いてみる、というように汚れていたらその場ですぐに綺麗にするという習慣をつけておきましょう。そのためには、ハンディモップを手の届きやすいところに置いておく、ゴミ箱を複数用意するなどの工夫が必要です。
まとめて掃除をするとなると、時間もかかり負担になってしまいますが、このようにこまめに掃除をすることで、負担が軽減されストレスなく部屋を綺麗に保つことができるのです。